2017年植え付け日誌

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2016年植え付け2017年掘り取り

2017年6月24日 機械調整と確認でにんにく試し掘り

写真はにんにくの茎を切るロータリーカッター

茎を約10㎝程残しマルチを切らず進みます。

刃の高さを確認しながら畝の中心を通るよう前と後ろを同時?に見る勢いで行います。

刃が低すぎるとマルチを巻き込んでしまい穴が開き、次の作業、マルチ剥ぎの時すぐに切れてしまい灼熱の作業に負担が掛かることになります。

高すぎると茎がマルチに引っ掛かり剥ぎ取りづらくます。

また、この時トラクターのタイヤは左右逆に取り付けてタイヤ間を広げ畝をまたいでいます。

 

※畦たて後マルチが剥げないようズレないよう、または畝間の雑草などの為、畝の肩やマルチが土に埋まってる部分に土が乗っかり過ぎてると・・・

トラクターが真っ直ぐに走りづらくまた、その部分をタイヤでしっかり固める為、マルチが食い込みマルチ剥ぎの時には上腕二頭筋が地獄のトレーニングをすることになります。

 

 

掘り取り作業は常時6名 男性4名 女性2名体制で 7月12日に終了

 

作業内容

にんにくハ―ベスタ(掘り取り機) ロータリーカッター&マルチロータリ(にんにく茎切り機にマルチ巻取り装着し隣のカッター済みの畝を剥ぎます)フォークリフト、2tトラックの運転

オペレーター小田桐賢一、小田桐龍成、小田桐仁義 3名でローテーション

※フォークリフトは小田桐賢一のみ

 

ハ―ベスタの後ろにつき(主に女性2人)サンテナに入るにんにくに付いた土取り、紛れてきた葉や茎を排除作業

サンテナに約七割になったところで畑におろし、サンテナ補充作業

 

畑におろしたサンテナ回収作業(トラクターの荷台の上のパレットに積む)

 

収穫済みパレットをフォークリフトで直接またはトラックに積み根茎切り作業場(ルートシェイバー2機)へ運び下ろす。

 

ルートシェイバー作業員

1機3~4名 2機 計6~8名

サンテナ整理 根茎処理済み排除も含む

 

作業員 オペレーター以外

中西、石戸谷、坂本、木村、工藤、山本、鳴海、須崎、木下

他シルバー派遣 5名

 

 

 

 

 

にんにく収穫 にんにくロータリカッター
にんにく茎切り 2017年6月24日(試し・初日)

2017-2018年にんにく圃場地 

①圃場 稲垣町福富牡丹苅79~85番   20,191㎡  前年作付け 小麦

②圃場 稲垣町福富牡丹苅86~88番     9,384㎡  前年作付け 小麦

③圃場 稲垣町穂積細沼168~169番     9,547㎡    前年作付け にんにく 2016年からの二期目

にんにく堆肥散布
2017年8月5日堆肥散布

2017年8月5日 写真撮影同日③圃場 作業順番③①②

堆肥 10aあたり4t

運転者 ブルドーザー 小田桐明 トラクター 小田桐賢一

①②③圃場 作業時間 7:00~18:00 4ha

※プラウ(ひっくり返す)→土を乾燥→耕耘(耕す)ですが土が出来るだけ細かくなるよう乾燥日が続いた日にゆっくり時間をかけて行います。の後の堆肥です

 

 

 

 

 

にんにく堆肥
2018年8月6日堆肥後にバチカル

2018年8月6日 堆肥後にバチカルでならしました 作業順番①②③

写真撮影9月4日①圃場 

オペレーター 小田桐明 作業時間 8:00~16:00 終了後 機械洗浄

 

にんにく栽培肥料散布
写真撮影9月5日 肥料散布

2018年9月4日・5日 8:30~1630 フリッカーで肥料散布 作業順番①②③

写真撮影9月5日 ①圃場

10aあたり

コープにんにくZ558  160kg

苦土重焼燐    160kg

※下記は作付け期で選択(初年度は石灰が多いマグクリーンを使用)

M-10     160kg (二期目圃場)

マグクリーン   160kg (初年度にんにく作付け圃場)

終了後 機械洗浄

オペレーター 小田桐賢一 サブ 小田桐龍成

 

 

 

 

2018年9月5日・6日  肥料後にサブソイラで溝掘り
2018年9月5日・6日 サブソイラ

2018年9月5日・6日  肥料後にサブソイラで土版を壊し水捌け対策 作業順番①②③

その後を追いかける形でロータリー2台で耕耘

 

※水田のニンニク栽培は水捌けが良い環境を作ってあげることが重要です。ただこの作業は暗渠に引っ掛けると逆効果になり水捌けが悪くなり畝立てから掘り取り(年中ですね)まで悩ませる結果にになりますので注意です

 

オペレーター サブソイラ 小田桐龍成 ロータリー 小田桐明・小田桐賢一 

作業時間 7:00~17:00 終了後 機械洗浄

 

 

にんにく肥料
9月6日撮影 ロータリー終了①圃場

9月6日撮影 肥料後ロータリー終了①圃場

とりあえず雨の心配など一安心

ここからは植え付け前までに時間がある場合、雑草が生えて来たか?というタイミングにロータリーで雑草対策です。

 

 

畝立て機マルチなしでの調整
2017年9月7日 畝立て機調整

2017年9月7日 畝立て機マルチなしでの調整

前年、何故か?いつの間にか畝の高さが低くなり、さらに畝の肩が崩れ凸凹な状態となった畝が前半以降に多発・・

原因要因としては各設定箇所場所のボルトの緩み

また、マルチに土を被せていく羽?(写真全体の中心部分)のような部分が左右・上下ともに逆になっていました。これは調整してもらった際に十分な確認をせずそのまま畝立てを先行した可能性があります。

調整者がどなたであれ間違い・勘違いがありますので確認は十分おこなう事の勉強となりました。

 

【畝が低いと及ぼす悪影響】

畝が低くなることで植え付けたにんにくの高さが低くなるわけですが雨の日が続いた時は春腐れが多発の原因となります。(特に水田地に作付けの場合は水捌けが悪い)

※春腐れは周りの株にも感染しますので注意です

 

また、畆肩が崩れるとにんにく植付機で作付けする場合方向を自動でするセンサーがブレて方向が定まりません。

そのことにより植付機がマルチを破って進んだり、畝に乗り上げ植え付け列がズレてしまいます。

この畝肩の崩れ・列のズレで端に植え付けられた(にんにくの植え付けは1畝4列)にんにくは根が張る部分と栄養を吸収する範囲が少なくなり玉が大きくならない原因となります。

因みににんにく植付の深さは7cmが良いとされています。

 

 

 

にんにく畝立て
にんにく畝立て2017年9月9日 ①圃場

畝立て開始 作業順番①②③ 作業時間8:00~17:00

①圃場9月9日・10日終了

作業内容 

マルチ配置・畝立て機うしろに1名常時付きマルチ交換、畝始め、畝終了時にカッター及び風が入り込まないよう土のせ

畝間を管理機で土を飛ばし畝に乗せマルチのバタつきやズレを防ぐ (畝立て機の後を交代で追いかける)

※風あたりが強く防風林などない場所はできるだけ目一杯飛ばしのせる(植付前・植え付け後も風で飛ばされやすく植え付け後もう一度という場合もあります)

畝始め、畝終了の端をマルチ埋め

管理機で畝と畝の間を一直線につなぎ排水を良好にする※後ほど写真掲載(これがあると無いとでは全然違う)

①②圃場の外枠に溝堀り機で排水路をつける(麦作付け後の為、深くやり直し)

溝堀り機 ①②圃場 9月9日 9:00~10:30

 

 

オペレーター 畝立て機 小田桐賢一 溝堀機 小田桐明

サブ 小田桐龍成 中西

にんにく栽培 畝立て
①圃場 進行9割畝立て終了 2017 9/9

畝と畝の間を一直線につなぐ前の①圃場写真

※畝立て期間中(植付中も)に雨が降っても再開日が短縮されます。(この時期は雨が多く作業が難航します)

にんにく植え付け写真
9月14日①圃場植え付け開始 2017 9/14

8月17日から(土日祝を除く)種分け・選別開始

石戸谷・坂本・木村・工藤・山本・鳴海・須崎 8:00~12:00 5名 13:00~6名のローテーション

 

植付前の約2日分をアクテリック乳剤に約1時間浸水の後ベンレート水和剤を塗す

担当 中西

 

植付前、植え付け直後に管理機で畝間の土を飛ばす作業もやる(全畝に畝立ての際、土を飛ばしたのだが連日の強風で飛ばされた畝が8割程度にもなってしまった)・・反省 

原因→※植付機のことを考え全力飛ばししなかったのと畝間の幅を十分とらなかった為、飛ばす土が足りなかった。この後のことであるが③圃場は全力で飛ばしたにも関わらず植え付け時は良かったものの春先には6割の土が飛びマルチがバタついた。

教訓※今回から畝立て先行で土を飛ばし植え付け後は飛ばさない。を試みたが植え付け後も飛ばしを追加する(防風林などがなく強風地域・場所)

 

9月14日植え付け開始

にんにく植付機 オペレーター 石戸谷・坂本・木村・小田桐(龍)・小田桐(仁)のローテーション

※昼は交代(11:00~12:30間の1時間)で植え付け機は休まず運転(他約10:00と15:00に10分ずつ休憩)

 

1日約35a~40aペースで植付可能だが雨天は中止、畝間がある程度乾くまで待ちその間は種分け。

 

作業内容

アクテリック乳剤 浸水・ベンレート塗す・種配置・マルチの上に土が飛んでなくなった畝に管理機で飛ばす・植え付け・種の向きや落ちているものを確認

 

同時進行作業

②③の畝立て・畝と畝の間を一直線に繋ぐ

 

 

 

畝と畝の間を繋ぐ
畝と畝の間を繋ぐ 2017 10/03

秋の長雨・・・作業期間はこんな状態になり作業中止が余儀なくされます。この年は作付け予定面積をクリアできましたが植付できなかった方もおられたようです。

メリット

排水が良好になり雨天後の回復が早く作業効率・春腐れなどの対策にいい

排水先は場所によりそのまま排水路や外側の溝に通しています

デメリット

管理機でやるのは重労働 

 

 

にんにく植え付け後のマルチに土がけ
植えつけ後の土飛ばし 2017 9/20

 

 畝立て後、土飛ばし→植え付け→土飛ばし(土が全体に残っておらず不安な場所)

 で進行していたのですが・・・・

 

マルチ上の土が無くなってしまいました。

畝間が乾くまで植付け機も入れません

この時期は風雨との闘いです。

にんにく栽培除草剤
2017 10/03 ②圃場

植付中に雨中断です

植え付け後の圃場をブームで追いかけ除草剤散布。

(にんにく除草剤散布 ロロックス 10a →100ℓに対して150gを150ℓ)

 

 

にんにく植え付け最終日
にんにく植え付け最終日③圃場2017 10/10

にんにく植え付け最終日の残り13畝の写真

③圃場はマルチ上の土を大量にしたため植付機の深さを7cm→9cmに設定し植え付けしました。

また、畝間が乾かず植付機の足(キャタピラ)が抜かり方向舵が定まらず苦戦。

にんにく植付機 方向舵に細工
にんにく植付機 方向舵に細工 

 

除草剤散布が終了で来年の春まで畑作業は終了です。

※マルチが飛ばなければ・・・

 

にんにくの芽が出てきました
にんにくの芽が出てきました②圃場 2017 10/24

マルチの上に4本のラインが見えてきました(写真では微かにですが)

 

 

にんにくの芽
②圃場 2017 11/06
にんにく畑が雪解けし畝が見えてきました
にんにく畑雪解け②圃場 2018 3/09

ようやく雪解けし畑に見に行くことが出来ました。

まだ畝間にはシャーベット状の雪が残っています。

秋に出ていた芽は枯れてほぼ確認できません。

 

にんにく畑排水が肝心
にんにく畑排水が肝心①圃場2018 3/11

溶けた雪が勢いよく排水され大分渇き初めてきました。

このおかげで早めの除草剤散布と春ぐされ病の対策が先手をうてます。

 

326 芽出し

 

326日から30日まで午前中5人 200m48

 

 

管理機(飛ばし)・(畝上に土)・芽出し中西・小田桐(龍)

 

芽出し 石戸谷・坂本・木村・工藤 (芽だし・9畝雑草もあり)

 

3/27 春ぐされ予防 ブーム散布 10a-150ℓ バリダシン液剤5 800倍 ①②③圃場

 

 

331

学生8人+指導員1人 8時間

※約1.2ha

41

学生7人+指導員1人 7時間

1ha

芽出し完了

 

除草剤散布 ゴーゴーサン 10a 150ℓ 500ml

 

41553 150L 500g ①②③圃場

ブームオペレーター 小田桐(賢)

 

にんにく芽出し作業
にんにく芽出し作業 2018 3/31 ②圃場
にんにく畝間雑草刈り
現在撮影①圃場 畝間雑草刈り2018年5月10日